あみ目皿かご目皿
暮らしを豊かに彩る
個性的な色合いと文様の器
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あみ目・かご目の意味を知る 縄文時代から 装飾に用いられてきた「網目」
曲線を交差させ 繋いだ形は
漁師の網の目の形になる事から こう呼ばれる
網が持つ「守る」 という意味から
家族の安全や 繁栄を祈る象徴に
着物や帯 陶器 木工品など
様々な工芸品に使われてきた 日本の伝統文様
六角形の形を よく見かける「籠目」には
「四つ目編み」など 形によって いろいろな種類が
このお皿は その中の一つ「ござ目編み」
茣蓙の編み目に 似ていることから
その名がついた文様
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黒泥土と白萩釉が個性的な景色を生む 粒子が細かく 滑らかな「黒泥(こくでい)土」
皿のサイズに合わせて カットした土の板に
あみ目 かご目の文様を 道具を使って刻印
あみ目で使うのは 調理に使う蒸し網
かご目で使うのは 竹で編んだ籠
文様を施した板を 石膏の型に押し付けて整形
そのあと 乾燥して素焼き
掛ける釉薬は「白萩(しらはぎ)」
釉薬を掛けない 地肌の黒
釉薬を掛けた文様の 凸部分は紺 凹部分は薄青と白
青色の釉薬を使わず 生み出される
不思議な景色の 魅力がここに
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食卓を彩る 暮らしを彩る 料理を盛り付けるなら 淡白な色味のもの
江戸の五白と呼ばれる
白米 豆腐 大根 鯛 白魚
他にも 白菜の漬物 ふぐ刺し おから
洋食なら 軽いランチのコーディネートに
小皿は 白トリュフを使った前菜
中皿は クリームソースの主菜
アクセサリー置きや
出産祝いや結婚祝いなどの お祝い事にも
白 青 黒の コントラストが 暮らしを豊かに彩る